正月に家族で映画に行きました。
題名を聞いても、内容は全くわからずに映画館の座席に。
始まって、少ししてすぐに伝説のロックバンドの懐かしのQueenの映画だとわかりました。
曲の成り立ちがわかった
ストリーは、主人公であるフレディー・マーキュリーとクイーンの誕生から最後のステージのライブエイドまでを描いてありました。
主人公のボーカル フレディー・マーキュリー
天才ギタリストのブライアン・メイ
ドラムのロジャー・テイラー
ベースのジョン・ディーコーン
クイーンの活動だけを描いた映画ではなかった所が今回の映画の素晴らしい所でもあったと思います。
バンドの葛藤とともに、曲が出来てきたシーンはとても良かった。
「地獄へ道づれ」の曲が出来たシーン。とても覚えやすいリズム。
「ガリレオ~」の音程を出すまでのシーン。
そして、誰もが一度は聞いたことのあるフレーズや曲が随所に出てきます。
- 20th Century Fox Fanfare(20セイキ フォックス ファンファーレ)
- Somebody to Love(サムバディ トゥー ラブ)
- Doing All Right… Revisited(ドゥーイング オール ライト)
- Keep Yourself Alive(キープ ユア セルフ)
- Killer Queen(キラー クイーン)
- Fat Bottomed Girls(ファット ボトムド ガールズ)
- Bohemian Rhapsody(ボヘミアン ラプソディ)
- Now I’m Here(ナウ アイム ヒア)
- Crazy Little Thing Called Love(愛という名の欲望)
- Love of My Life(ラブ オブ マイ ライフ)
- We Will Rock You(ウィー ウィル ロック ユー)
- Another One Bites the Dust(地獄へ道づれ)
- I Want to Break Free(自由への旅立ち)
- Under Pressure(アンダー プレッシャー)
- Who Wants to Live Forever(リブ フォーエバー)
- Radio Ga Ga(レディオ・ガ・ガ)
- Ay-Oh(エーオー)
- Hammer to Fall(ハマー・トゥ・フォール)
- We Are the Champions(伝説のチャンピオン)
- Don’t Stop Me Now… Revisited(ドント ストップ ミー ナウ)
- The Show Must Go On(ショウ・マスト・ゴー・オン)
様々な問題に取り組み苦悩したフレディ
まず、彼の家庭が移民であり、そのことで様々な苦労はあったようです。
人種差別の問題ですね。今よりももっと差別はひどかったのではないかと。
また、容姿の問題。映画では最初のほうや中ほどで容姿の問題を言われています。これもコンプレックスがあったのかもしれません。
さらにこの時代、同性愛やバイセクシャルなどについては、全く認められていないというか偏見の目でしか見られていなかった。
この問題が最後まで彼の生きざまに様々な影を落としていくことにも繋がっていく。
バンドの皆は学歴もあり、結婚して豊かな家庭を築いている。しかし、自分はどうだろう。寂しさを埋めるために荒んだ私生活だったようです。
彼の光と影を描いた、とても深い内容の映画でした。
出演者も良く似ている
それぞれを演じた役者の方もとても彼らに似ていました。
とくに、髪をバッサリときったフレディー・マーキューリーしか知らない私にはビックでした。
それが良くわかるのがこの比較された動画です。
インターネットのなかったこの時代、テレビで15億人に配信されたライブ・エイド。
観客と一体になった素晴らしいステージです。このステージに立つまでのバンドとしての苦悩もあったので、それがまた最後の感動を呼ぶ場面でもあります。
若くして亡くなったフレディ・マーキュリー。彼の曲作りにかける完ぺきな姿勢は凄まじく、その様子は映画の中でも描かれています。
その圧倒的な歌唱力をまだまだ聞かせて欲しかったと思うのは私だけではないでしょう。
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